広島県物産陳列館の噴水

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 広島県物産陳列館、現在は「原爆ドーム」の名で知られる建物の脇にあった噴水です。

 雑誌『建築世界』9巻6号(大正4年6月)に掲載された「広島県物産陳列館噴水設計図」というヤン・レツルの設計図面でしか見たことがなく、稼働中の姿は初めて目にしました。

 中央の柱を取り囲む6本の柱からは中央の水盤に向かって水が噴き出し、中央の八角形の柱と水盤からは池に向かって水が落ちるという仕掛けです。柱には風変わりなデザインの面が取り付けられ、その口から水を吐いています。