2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
長野駅(停車場)前に設置された、駅からほど近い善光寺ゆかりの「如是姫」の噴水です。 背後に写る「仏閣型」駅舎の完成が昭和11(1936)年、絵葉書の撮影時期はそれ以降となります。 戦後発行の絵葉書(最後の1枚)に写る如是姫の像は、 最初に設置された…
絵葉書の蒐集家なら一回は出逢ったことがあるだろうという言葉が決まり事のように 冠せられる古絵葉書国(のみ?)の有名人、「世界探検家 菅野力夫」。 世界探検家菅野力夫の絵葉書(以下、菅野絵葉書)といえば、世界各国の風景をバックに サファリ・ルッ…
touri7878さんのブログ『縦覧御随意!よろずや商会絵葉書ギャラリー』の「宮島・紅葉谷公園の噴水(広島県廿日市市)」という記事でご紹介のあった噴水を別の角度から撮影したものと思われます。 こちらの絵葉書には「宮島紅葉谷」と書かれているだけだったの…
今までとはちょっと場所を変えて今週は貯水池の噴水です。 キャプションには「村山貯水池大噴水ノ壮観」とあります。
大正14年(1925)発行の『京都市立記念動物園案内』では、 大ふんすい(大噴水)は琵琶湖より来る疎水の水を引きたるものにして、其の壮観他に 稀れなるべく外客亦之を嘆賞して息(や)まず と紹介されています。 (書きかけ)
「富山県主催一府八県連合共進会 彫刻噴水」とあります。
キャプションには「生産共進会噴水」とのみあります。
暑い夏は噴水で涼を取りましょう。
明治41年9月17日、山形市滞在2日目。東宮は宿所(「御旅館」)である山形高等女学校を出立、山形県庁、山形県師範学校、山形中学校、三浦製糸場と巡り千歳公園を訪れている。当時の新聞は「御車より下りさせられ池辺の風景噴水等を暫時御覧あり池の東北に高…
東宮の山形市への行啓は、最初に紹介した絵葉書の記念スタンプが伝える9月16日が初日であった。千歳公園に設置された噴水器について、当時の山形新聞は行啓前日の市中の光景として次のように述べている。「千歳公園内第一池の噴水器は己に竣功し岩上及び盤上…
明治41年8月、山形市会は明治41年度の追加予算として6,908円を計上し可決した。追加予算の9割強、6,551円は臨時費として計上されており、その内訳として「役所費」「土木費」「教育費」などの項目が並んでいる。支出の中味を見ると、土木費は「香澄町木の実…
明治45年(1912)7月3日に開業した大阪の新世界・ルナパーク。初代通天閣とホワイトタワーの間にあった「真澄ノ池」の噴水を調べている途中、面白い新聞記事を見つけたのでご紹介したい。題して「臭気満々の飛瀑」。 大阪時事新報は「新世界めぐり」と題した…