動物園・植物園の噴水

小石川植物園の噴水(補遺)

大正9年(1920)の帝国美術院第二回美術展覧会に出品された、深海雄二郎の『休める噴水』。

小石川植物園の噴水とショクダイオオコンニャク

7月24日、ショクダイオオコンニャクの開花に沸く小石川植物園へ。ショクダイオオコンニャクは別名のとおりスマトラ産の巨大コンニャクで、漢字で書けば「燭台大蒟蒻」。中心にそそり立つ太い軸と、軸を取り囲む「仏炎苞」(葉が変形したもの)が満開にな…

京都市動物園の噴水

動物園は常時大量の水を使用する施設である。水まわりのインフラが整っており、噴水が設置されるケースも多い。 京都市岡崎にある京都市動物園の大噴水。琵琶湖疏水の水を引き込んだ噴水である。水流に往時の勢いはなく「噴く」というよりは「湧く」という趣…

水晶塔=水族亟(箕面動物園)

ネットオークションで発見した「(箕面動物園)水族亟」なる絵葉書である。 屋外設置の水槽だろうか(水族「函」?)、周囲の景色が映り込み判りにくいが、魚の姿らしきものが写っている。 この絵葉書と箕面動物園の園内案内図の「水晶塔」を見比べてみよう…

箕面動物園の噴水

箕面動物園は、箕面有馬電気軌道(のちの阪急)が沿線開発の一環として大阪府箕面市の箕面公園に開設した動物園である。開園は明治43年(1910)11月1日。「広さ三万坪道路延長三哩 珍らしき動物無数四季の草花絶間なし 各所に休憩所あり 余興いろいろ」とい…

「箕面噴水の争水」

遊楽の公園と稼穡の農民 府下豊能郡箕面村大字平尾の農民等は夏季灌漑用に供する為め毎年箕面山報恩寺及びカヤボ谷より落下する箕面川の渓流を堰き止め夏至以後百日間許り是を貯水して必要に応じ少量づつ同部落七十余町歩の田地に放下し来り本年夏季にも同じ…

京都市立紀念動物園の噴水(2)

大正14年(1925)発行の『京都市立記念動物園案内』では、 大ふんすい(大噴水)は琵琶湖より来る疎水の水を引きたるものにして、其の壮観他に 稀れなるべく外客亦之を嘆賞して息(や)まず と紹介されています。 (書きかけ)

京都市立紀念動物園の噴水

暑い夏は噴水で涼を取りましょう。