道後温泉駅前の噴水(「四国一の大噴水」)

 『愛媛新聞』1965(昭和40)年3月20日朝刊 「道後の玄関に七色のニジ」

松山市道後温泉事務所が春の観光シーズンにまにあわせるため工事を急いでいた道後温泉駅前の放生池噴水が十九日完成、道後の玄関に七色のニジをえがいて観光客を歓迎している。
 噴水の水盤は上下二段にわかれ、下段は十五メートルに十メートルのだ円形、上段は直径四メートルの円形で、あわせて百三本の噴水が最高八メートルまであがり、噴水の姿が六回変化する。また水中に赤、青、黄、緑のカラーランプ百十四個を配して噴水を照らすので夜景がとくに豪華になる。
 工費は当初五百余万円だったが、途中で設計変更され、約七百万円の豪華噴水になった。

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道後温泉に出来た新名所、四国一の大噴水は観光客の称賛の的であり、七色に輝く夜景は特にすばらしい」