第二回関西九州府県連合水産共進会の噴水

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 明治40年(1907)、関西・九州の各県を中心に20の府県が参加し、「第二回関西九州府県連合水産共進会」が長崎市で開かれた。噴水は正門を抜けた先に広がる中庭の中央にあった。2万5千点に及ぶ水産物・水産加工品を集めた「水産」をテーマとする共進会らしく、噴水は「蛤」をモチーフとしている(「蛤、巌上に横はりて潮水を吐けるの状をセメントにて模造し…」)。絵葉書からの確認は難しいが、噴水の両側に設けられた池は、それぞれ関西と九州をかたどった形をしていたらしい。