温泉地の噴水

芦原(あわら)温泉の噴水

ゴールデンウィークの休暇を使い、福井県の芦原温泉を訪れた。芦原温泉は福井駅からえちぜん鉄道で40分。「関西の奥座敷」とも呼ばれる、福井を代表する温泉地だ。1883(明治16)年に温泉が出たのをきっかけに生まれた温泉地で、古い温泉の多い日本にあって…

2011夏:噴水の旅―道後温泉の噴水

8月13日、松山にある「坂の上の雲ミュージアム」を訪れた。ここは司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」をテーマとした博物館で、平成19年にオープンした若いミュージアムである。原作の人気に加え、ドラマ化も後押しし、すでに70万人以上の来館者を迎えたという。…

塩江温泉の噴水(続)

香川県塩江町(現在は高松市と合併)の『塩江町史』(塩江町史編集委員会,1970)には、 「浴場西側の谷間に白纓(しらお)の滝がある(纓はエイとも読み冠の結び組の意味である)。 これは黒い岩肌に細い滝の流れが白い紐のように流れ落ちているところから…

塩江温泉の噴水

さらっと見ただけではなかなか気づかないかも知れません。 温泉地の何気ない川岸の風景をとらえた絵葉書と思いきや、 よく眺めてみると、二重の水盤を持つ噴水器とおぼしきものが写っています。 キャプションには「讃岐 塩江温泉/温泉館別館(薬師遊園地の…